「ゾイド:復活」
著者:ティンバー・ウルフ 日本語翻訳:もりりん
Zoids: Resurrection


前章

 知っての通り、この戦いから逃げることはできない・・・ ビットはゾイドバトルではひるまなかった。
 ビットは多くのゾイドバトルを引き受け、ライガーゼロで 多くのゾイドを叩きのめした。彼とリノン、バラッド、ジェミーの おかげでチームブリッツは昔では考えられなかったほどの 最強チームへとなり、バックドラフト団を粉砕した後には、 惑星Zi中の名声を得たのは言うまでもなかった。その他にもリノンの父親で あるスティーブ(トロス博士)がチーム運営費を稼ぐために テレビ番組にも出たりした。後にスティーブはゾイドの 修理・メンテナンス技術を学ぶ専門学校を開設した。
 その後、ジェミーは父親のオスカーと共に北に赴き、 ゾイドの修理屋を開くことにした。バラッドもその二人に付いていった。
 ビットとリノンについては、紆余曲折はあったにせよ、二人は 恋に落ちた。そして二人は結婚した・・・。
 ビットが南の方に一軒家を買う資金がたまるまで二人は トロスファームにとどまっていた。そして二人が新居に引っ越した 日二人の間に男の子供ができた。二人はこの子にスコットと名付けた。ほんとビットと そっくりの赤ん坊だった。実際ビットとスコットを見てもほとんど 区別が付かないほど似ていたのだった。
 ビットはその後も5年ほどゾイドバトルで戦っていた・・・。他の ユニットを装着せずただライガーゼロのみで・・・しかしその戦いは 見ている者を壮観と思わせるすばらしい戦いぶりだった。そして ビットは相棒のライガーゼロを休ませることを決め、ゾイドバトルから 身をひくことにした。ビットは自分のライガーゼロを 息子のスコットに譲ることにし、リノンと一緒に腰を据えることにした。
 それから二人は幸せな生活を送っていました。

 しかしそんな幸せな生活も長くは続かなかった・・・・。
 あのバックドラフト団が復活したのだった。

 ある晩、ビットは飲み屋でバックドラフト団の連中が自分たちを探しているのを 耳にし、ビットはリノンとスコットをスティーブの元に預けようと考えました。
 ビットはジェミーの元を訪れるために北へと旅立つことを考えていました。 しかしリノンはビットが一人だけで旅立つことに反対した。ビットが行くのなら 私も行くと。リノンはかつて乗っていた愛用機のガンスナイパーに乗り込み、ビットも ライガーゼロを再び出しました。
 そして二人は一緒に北へと向かった。幼きスコットをスティーブに預けて・・・。

 バックドラフト団はすべてのゾイドバトルを牛耳ていました。もし バックドラフト団のジャッジに背く者、従わない者は徹底的な攻撃で粉砕されて いました。そしてゾイドバトルに負けた者はすべての所有ゾイドを放棄 するか、それに逆らえば即刻死ぬことを強いていたのです。
 そんな凶暴なバックドラフト団に対していくつかのチームが反旗を翻そうとレジスタンスを組みました。
 そしてそれらのチームが団結してバックドラフト団へと攻撃を仕掛けました。 しかし彼らレジスタンスの攻撃はまったく歯が立たず・・・この反乱は1年ほどで終結しました。
 バックドラフト団は自分たちに反抗するゾイドウォーリアーや住民を 何千人も処刑しました。生き残った人は惑星の地下深くにある洞窟に潜んで ただおびえて生活するだけでした。
 かつてのバックドラフト団、今となってはバックドラフト連合と呼ばれている 集団は逃げた者を追跡しようと努めました。バックドラフト連合が 所有しているゾイドは警察官として改造され、惑星中に派遣されました。
 潜んでいる人たちは連合に見つかるのではないかとおびえる毎日でした。

 この反乱が終わり、バックドラフト連合の独裁的支配下となった惑星Zi。
 匿名の暗号通信を傍受したスティーブは自分の娘が戦いで命を落としたことを知り、肩を落とした。 リノンだけではなくビットもその戦いで命を落としていたのだ・・・。ビットが乗っていた ライガーゼロはビットが死んだあとに連合に没収されたが、ライガーゼロはビットが 死んだことを悟ると大きなうなり声を上げその場所から逃げたという・・・。
 スティーブは身の危険を察し、幼きスコットを連れて西部の未開の地へと逃げたのだった。

 そして12年の時が過ぎた・・・・。

つづく(ただしいつ続きがアップできるかは不明・・・)

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